初めてWeb担当者になった時に、代理店との打合わせで、色々な横文字がでてきて打合せについていけないことがあると思います。
今回は打合せ時に出てくる単語を説明していきます。
Listing(リスティング)に関わる用語集
Listing(リスティング)
まずは、Listing(リスティング)です。これは、広告がリストのように並んで表示されるため、ついた名称です。
imp、Impression(インプ、インプレッション)
広告が表示された回数を指します。インプレッション数とも言われます。
CT、CTs(シーティー、シーティーエス)
表示された広告がクリックされた回数を指します。クリック数とも言われます。
CTR(シーティーアール)
クリックスルーレートを省略した単語です。表示された広告が何回クリックされたかの割合を指します。
CT(広告がクリックされた数)÷ IMP(広告の表示回数)×100 で算出します。
例 広告の表示回数が1,000回でクリック数が50回の場合、クリック率は5%になります。
50クリック ÷ 1,000表示 × 100 = 5%
COST(コスト)
手数料を除いた、総額の広告費の事を指します。
CPC(シーピーシー)
1クリック当たりの広告費の事を指します。
COST(コスト) ÷ CT(クリック数) で算出します。
例 COSTが10,000円でクリック数が50回の場合、CPCは200円になります。
10,000円 ÷ 50クリック = 200円
CV、CVs(シーブイ、シーブイエス)
コンバージョンても言われます。Webにアクセスしたユーザーが、お客(もしくは見込み客)へ転換(コンバージョン)することが由来です。
企業ごとにCV(コンバージョン)とするポイントは異なります。資料請求がされたらコンバージョンという企業もあれば、実際に商品を購入したらコンバージョンとする企業もあります。
マイクロCV(マイクロシーブイ)
CV(コンバージョン)以外にもマイクロコンバージョンという言葉もあります。仮のコンバージョンの事を指します。
例えば、最終的なコンバージョンは商品購入ですが、購入者が少ない場合等、商品購入を行う前に小さなゴール(問合せや、買物カゴへ商品を入れるなど)を設けて、そのゴールをマイクロコンバージョンとします。
CVR(シーブイアール)
CV(コンバージョン)の割合を指します。
CV(コンバージョン)数 ÷ CT(クリック)数 × 100 で算出します。
例 CV数が100件でクリック数が1,000回の場合、CVRは10%になります。
100コンバージョン ÷ 1,000クリック × 100 = 10%
CPA(シーピーエー)
CV(コンバージョン)1件あたりの獲得単価を指します。Cost Per Acquisition/Cost Per Action の略です。
COST(コスト)÷ CV(コンバージョン)数 で算出します。
例 COSTが10,000円でCV(コンバージョン)数が20回の場合、CPCは500円になります。
10,000円 ÷ 20コンバージョン = 500円
CVR(シーブイアール)
コンバージョンレート、コンバージョン率とも言います。広告クリックがどのくらいコンバージョンしたかの割合指します。
CV(コンバージョン)数 ÷ CT(クリック)数 × 100 で算出します。
例 CVが20回でクリック数が1,000回の場合、CVRは2%になります。
20コンバージョン ÷ 1,000クリック × 100 = 2%
CPM(シーピーエム)
インプレション1,000回表示した際の広告費を指します。コストパーミルの略です。
クリック毎の課金(CPC)に対して、インプレッションに対し課金される際に使用される言葉です。
COST(コスト) ÷ IMP(インプレッション) × 1,000 で算出します。
例 COSTが10,000円でIMP(インプレッション)が100,000回の場合、CPMは100円になります。
10,000円 ÷ 100,000インプレッション × 1,000 = 100
まとめ
Web広告では色々な横文字や、省略した単語がでてきます。今回ご紹介した単語以外にもでてくると思いますが、まずは今回の単語を知っていれば問題無いと思います。
難しい単語を代理店は使いがちですが、わからなければその場で聞くことをお薦めします。プロであれば相手に理解できる言葉に置き換えて説明してくれるはずです。逆に置き換えれない担当者は、余りWeb広告に精通していないとも言えます。