Googleアナリティクスの目標への遷移は正規表現可能

コンバージョンをGoogleアナリティクスで計測する場合、目標の設定が必要です。一部のURLが変わる場合、正規表現を使い設定することが可能です。

目標設定時に、正規表現を利用していれば、目標の遷移でも正規表現の利用が可能です。

目次

Googleアナリティクスでの正規表現の記載方法

参考サイト Google アナリティクス公式ヘルプから抜粋

正規表現には、メタ文字という正規表現用の文字が用意されています。一部紹介します。

ワイルドカード

. 任意の 1 文字(文字、数字、記号)に一致します 「1.」で一致するデータ:
10、1A

「1.1」で一致するデータ:
111、1A1

? 直前の文字が 0 回または 1 回出現する場合に一致します 「10?」で一致するデータ:
1、10

+ 直前の文字が 1 回以上出現する場合に一致します 「10+」で一致するデータ:
10、100

* 直前の文字が 0 回以上出現する場合に一致します 「1*」で一致するデータ:
1、10

| OR 条件を作成します

正規表現の末尾では使用しないでください

「1|10」で一致するデータ:
1、10

ORのメタ文字を最後に記載することや、連続で記載した場合、すべての条件に一致してしまうので注意が必要です。

アンカー

^ 隣接する文字が文字列の先頭である場合に一致します 「^10」で一致するデータ:
10100、10x

「^10」で一致しないデータ:
110、110x

$ 隣接する文字が文字列の末尾である場合に一致します 「10$」で一致するデータ:
110、1010

「10$」で一致しないデータ:
100、10x

グループ化

( ) 囲まれた文字が同じ順序で文字列に含まれる場合に一致します

他の正規表現をグループ化する場合にも使用します

「(10)」で一致するデータ:
10101、1011

「([0-9]|[a-z])」で一致するデータ:
すべての数字と小文字

[ ] 囲まれた文字が任意の順序で文字列に含まれる場合に一致します 「[10]」で一致するデータ:
012、123、202、120、210

角かっこ内の文字範囲が文字列に含まれる場合に一致します 「[0-9]」で一致するデータ: 0~9 のすべての数字

エスケープ文字

\ 隣接する文字を正規表現のメタ文字としてではなく通常の文字として解釈するよう指定します 「\.」と指定すると、隣接するドットがワイルドカードとしてではなく、ピリオドや小数点として解釈されます。

216\.239\.32\.34 で一致するデータ:
216.239.32.34

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